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https://w.atwiki.jp/synchronica/pages/228.html
フィルター・ソート 選曲中に楽曲を絞り込んだり並び変えたりできます。選曲画面右側のタブから変更可能です。 FILTER / 表示する曲を絞り込みます 全曲表示 お気に入り 未プレイ曲 未フルコンボ曲 PANDORA譜面有 Tag J-POP ボーカロイド™曲 アニメ ゲーム バラエティ クラシック オリジナル SORT / 曲の並びを変更します 全曲表示 レベル順 クリアランク順 ミッション クリア順 オプション プレーする際のオプションを設定できます。 音のシズクを消費するものとそうでないものとがあり、消費しないオプションに関しては次のトラックに進んでも維持されます (一度プレーを終えて、次にプレーを再開した場合には初期値に戻ります) 。 音のシズクはカケラを育てていくと時々1つ手に入ります。また、レシピを達成することでも入手できます。 オプション 効果 シズク消費 ミラー 譜面を左右反転 0 ハードジャッジ Good判定がFast/Slow判定になる。また、リリースの黄/赤BONUSがなくなる 0 ストイック ライフ制になり、ライフがなくなると強制終了(PANDORAでは強制的にON) 0 セーフティ ライフが減らなくなる 1 サウンドアシスト タッチ・リリースのタイミングで音が鳴る 1 オートプレイ 自動で演奏 3 スクリーンショット リザルト画面にて、プレイ中のスクリーンショットをシンクロニカラウンジに保存することができます。 1 曲につき 5 枚まで、シンクロニカラウンジに保存できるのは合計 50 枚までです。 スクリーンショットは以下のような種類があります。 ビジュアルログ(ノーツやスコアを除いた背景のみのスクリーンショット) ミス(ミスした、リリースを逃したなど) 褒め(同時押しでPERFECT、グリッサンドで連続PERFECTなど) お気に入り曲登録 選曲画面で曲の左上の☆をタッチするとお気に入り登録できます。 また、シンクロニカラウンジから追加・変更することも可能です。 フィルターを使って絞り込み表示をすることができます。 CUSTOM マーカーや背景などのカスタマイズができます。 Marker DESIGN (マーカー 参照) SIZE (-3~3 で設定)※ただし判定の範囲の大きさは変わりません SOUND (SE 参照) VOLUME (-3~3 で設定) Timing PRE COUNTTYPE 1 (マーカーに合わせる) TYPE 2 (曲に合わせる) OFF (音なし) BEAT SYNCSync (連動) Fixed (固定) SPEED (*0.5~*3.0 で設定)※*1.0でBPM120のときの速さ JUDGE (-30~+30 で設定) Background Clear (明るい) Light (やや明るい) Medium (ふつう) Dark (暗い) 音量設定 画面左下のヘッドホンのボタンから、イヤホン・ヘッドホン用の音量を設定することができます。 範囲は 0~100、初期値は 20 です。 合流設定 シングルプレイの途中からマルチプレイを始められる「合流」を受け付けるかどうかの設定ができます。 受け付けない 誰でもOK フレンドのみOK また、合流時に表示するメッセージを選択することができます。 Message アイテムあげます イベントクリア手伝います イベント一緒に進めましょう 初心者ですがマルチお願いします 一緒にミッション9狙おう プレイ中でも気にせず合流OK レート気にせずマルチしましょう レート近い人とマルチ希望 誰でも気軽に合流OK 初心者同士でマルチ希望 求む上級者さん フレンド募集中
https://w.atwiki.jp/rdrserver/pages/34.html
ギロチンクロス最終job補正 STR 6 , AGI 7 , VIT 5 , INT 4 , DEX 7 , LUK 0 アサシンクロスとの相違点 主なステ振り(自分の好みに合わせてどうぞ) S-A L型 クリティカル型 A S D型 神速型 ギロチンクロスお勧め装備 クレール(Lv3武器でs4。カタールで特化を作るならお勧めです。入手も割と楽。) MIs錐(入手難易度は割と高め。自分の欲しい銘柄が出てくれればいいですが・・・) メス(特化武器を作るならこれ!) ☆スキル雑感☆ ~ギロチンクロススキル~ ◎ウェポンブロッキング ◎カウンタースラッシュ ◎ウェポンクラッシュ ◎新しい毒研究 ◎新しい毒製造 ◎ポイズニングウェポン ◎アンチドーテ ◎ベノムプレッシャー ◎ポイズンスモーク ◎ローリングカッター ◎クロスリッパースラッシャー ◎クロスインパクト ◎ダークイリュージョン ◎クローキングエクシード ◎ファントムメナス ◎ハルシネーションウォーク ~新しい毒~ ◎パラライズ ◎パイレックシア ◎デスハート ◎リーチエンド ◎アンチドーテ ◎ベノムブリード ◎マジックマッシュルーム ASMPはリログで切れちゃいますよん。 ◎トキシン ◎オブリビオンカース
https://w.atwiki.jp/lbx_bcg/pages/182.html
属性 衝 色 赤 アクション属性 斬貫 アクションAP +300 LBX アサシン ヘビィソード Lv0 1000 Lv2 1500 必殺ファンクション 自爆 ★/ AP0 ダメージ0 サポートステップにこのカードをトラッシュし、相手のLBXを相手のレベルゲージに移す。(このバトルは引き分けとなる) 第1弾 ブースターパックで登場したアサシン。 カード効果レベルゲージに移す 収録パック第1弾 ブースターパック R
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クイック・シンクロン(アニメ) チューナー(効果モンスター) 星5/風属性/機械族/攻 700/守1400 手札のモンスター1体を墓地へ送る事で、 手札からこのカードを特殊召喚する事ができる。 このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーモンスターを シンクロ素材とするシンクロモンスターの チューナーモンスター1体の代わりにする事ができる。 シンクロン シンクロン補助 チューナー チューナー補助 上級モンスター 機械族 風属性 同名カード クイック・シンクロン(OCG)
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ワン・フォー・シンクロン 通常魔法 手札からカード1枚を墓地に捨てることで、手札、デッキ、墓地から「シンクロン」と名の付いたモンスターを特殊召喚する。
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変換シンクロニシティ 3青青 エンチャント あなたは点数で見たコストがXであるカードを、そのマナ・コストを支払わずにプレイしても良い。Xはあなたの手札の総数である。(プレイされたカード自身は数に含まない。) 32版の 58が投稿したカード。自分の手札-1のマナコストを持つ呪文は、コストを支払わずにプレイできる。 ドローカードと非常に相性がよい。コストを支払わなくてよいという点で、多くの呪文をプレイすることも可能。 性質上、ストームと組み合わせるのがよい。さすがにドラゴンストームのようなデッキは無理だが、《苦悶の触手》など軽量のストームとはよい相棒。
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【チップ名】 エアホッケー 【読み方】 えあほっけー 【該当チップ】 エアホッケー1/2/3、エアホッケー 【アイコン】 【種類】 スタンダード 【系統】 ブレイク系統 【入手方法】 ダーマ系ウイルスを倒す 【派生チップ】 なし 【PA】 ジゴクホッケー系 【登場作品】 『4』~『6』『4.5』『P.o.N』『L.o.N』 【英語名】 エアホッケー:『5』AirHoc、『6』AirHocky(AirHockey)エアホッケー1/2/3:AirHoc1/2/3(AirHockey1/2/3) 【詳細】 壁に当たって反射するパックを放つスタンダードチップ。 パックはロックマンの目の前のマスから右下に移動し、相手エリアに入るとエリアの端にあたるたびに角度を90度角度を変更して動き回る。 ダーマ系のウイルスが放つエアホッケーとは発動位置が微妙に異なるので注意(ダーマ系は自身のマスから直接パックが飛び出る)。 地面を滑る攻撃なので、当然ながら穴パネルは通過できずに消滅する。 特殊な動きなので避けにくく、ブレイク性能を持つため頑丈な相手にも有効。 『5』からはダーマ系ウイルスが存在しないためチップのイラストがモノクロとなっている。 エアホッケーとは、専用機具を用いて盤上でプラスチックの円盤を打ち合う競技。 競技名そのものをチップ名に用いているため名前に「エア」とは付くものの、風系統は持っていない。 【バトルにて】 『4』 ぶっ壊れチップ筆頭。 エアホッケー1は7マス分攻撃し、エアホッケー2は11マス分攻撃。エアホッケー3になると15マス分攻撃し、クリーンヒットで威力70の7〜8ヒットが狙える。数字が上がるごとにダメージが飛躍的に伸びるのはプラズマボール系とも似ている。 『4』ではチップの連続ヒットでもフルシンクロが発動するため、適当にホッケーを放り投げているだけで勝手にフルシンクロし2発目3発目のホッケーが強化され気付いたら敵が全滅、というのはよく見られた光景。 というかこの仕様の関係上、エアホッケー3にもなるとフルシンクロで単体のホッケーを投げ続けた方がジゴクホッケーにするより総ダメージ数は上回る。 『4.5』 フルシンクロが存在しないが、『4』同様にチップのランクが1~3まで存在し、ホッケーの攻撃マス分も全く同じなので強い部類のチップに入る。 エリアスチールなどでエリアを奪って敵エリアを縦3横2マスにした後、敵が真ん中列にいる際に投げ込めば、やはり大ダメージが狙える。 『5』以降 11マス分攻撃で、カウンター以外でフルシンクロできなくなり、チップのランクも1つのみになったため大幅に弱体化した。 【余談】 壁に当たると反射し軌道が変わる特殊な攻撃範囲を持つが、『2』でもクイックマンがV2以上になる、或いはゴスペルのダークネスクリエイター(クイックマン)で、クイックブーメランを壁に反射させる軌道で投げる場合があった。 また、アイスホッケーという競技も実在するため、もし容量に余裕があれば氷でできた水属性版のホッケーも出たかもしれない。 データライブラリNo. 作品 前のチップ ← No. → 次のチップ 『4』 No.062 フウジンラケット ← 063 エアホッケー1 064 エアホッケー2 065 エアホッケー3 → No.066 カウンター1 『5』 No.069 ドリルアーム3 ← 070 エアホッケー → No.071 スカルチェーン1 『6』 No.050 オーラヘッド3 ← 051 エアホッケー → No.052 ドリルアーム 『4.5』 No.062 フウジンラケット ← 063 エアホッケー1 064 エアホッケー2 065 エアホッケー3 → No.066 カウンター1 『P.o.N』 No.062 ウッディタワー3 ← 063エアホッケー1 064エアホッケー2 065 エアホッケー3 → No.066 ブーメラン1 『L.o.N』 No.097 アクアワール3 ← 098 エアホッケー → No.099 ファイアパンチ1
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/6887.html
シンクロ・チェンジ(OCG) 通常魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する シンクロモンスター1体を除外して発動する。 そのモンスターと同じレベルのシンクロモンスター1体を エクストラデッキから特殊召喚する。 この効果で特殊召喚した効果モンスターの効果は無効化される。 シンクロモンスター補助 モンスター除外 魔法
https://w.atwiki.jp/mgrpgar2e/pages/2665.html
メニュー>サポートクラス>ハッカー>シンクロネットワーク 魔術判定SL+1、UMD装備、まではいいがセットアップを潰し結構なコストを要求する上シーン持続ですらないと嘘のような性能。 正直パッシブでもSL1取得するかどうかは判断が分かれるレベルであるところで、それを更に残念にする必要はあるのだろうか。 フェイバードやスキャニングで忙しいハッカーにこれを要求するのは酷だ。 -- 名無しさん (2024-01-14 01 42 43) 名前 コメント
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暗い路地を男がひたすらに逃げていた。 痣のできたその顔は何かに怯えるようにひきつり、せわしなく視線を周囲に巡らせ、肩で息をしながら駆けていく。 男の視界に白い羽が躍り、ヒ、とひきつった声が男から漏れた。 視界に現れたのは、サラリーマン、学生、土建屋、ホストと様々な境遇・職種の服装をした男達の姿。 その衣服や体のどこかに白いガチョウの羽が必ずワンポイントでついていた。 この羽根をつけた男達こそが、彼が逃げている相手であった。 きっかけは些細な事だ。肩がぶつかり男が因縁をふっかけると、あれよあれよという内にガチョウの羽をつけた男達に取り囲まれてしまっていた。 男は腕っぷしにはそれなりの自負があったとはいえ多勢に無勢。痛めつけられほうほうのていで逃げだし、現在に至る。 男の顔が蒼白になり1、2歩後ろへと引き下がると、背中に固いなにかが当たる感触がして慌てて振り返った。 果たしてそこにいたのは、男の逃げ道を封じる男達と同じように、ガチョウの羽をワンポイントでつけた二人の男。無表情で冷たい4つの瞳が男を見下ろしていた。 逃げなくては、と恐怖に支配された男が行動を起こすよりも早く、左右に回った男達によって両腕を捕まれ身動きがとれなくなる。 もがいても喚いても男達は身じろぎ1つする気配がない。 限界まで達した恐怖と混乱から一際大きな叫び声をあげようとした、その時。 チリン、と鈴の音が鳴った。 音がしたのは男の正面。 そこに1つの影がある。 女だ。だが、奇抜な姿をした女だった。 下半身は腰の部分を帯で巻いて止めただけのズボン、上半身は真冬だというのに胸元に巻いたサラシと素肌に着込んだ1枚の上着、そして両手に嵌めた手甲。 何よりも男の目についたのは、額に巻いたバンダナの側頭部の位置に差された1枚のガチョウの羽根。 この女も彼を追う男達の仲間であることは明白だった。 チリン、チリンと女は腰元につけた鈴を鳴らしながら男の方に向かって歩いてくる。 女が近づき顔が鮮明になっていくにつれ、ふと、その顔に既視感を覚えた。 ごく最近、どこかで見たような顔。 男は必死で記憶を掘り起こし、そして思い出す。 男は強請・たかりで食い扶持をつなぐ所謂ゴロツキだ。 今日はある中華料理店で店員をわざと転ばせて自身の服に料理を溢させ強請を行おうと試みた。 目をつけた女の店員にわざとらしくならないよう慎重に足を引っかけたが、その女性はバランス感覚が良かったのか、彼に料理をぶちまける事なく姿勢を立て直し、謝罪とともに離れていった。 目論見が外れ舌打ちをした時、不意に男が視線を感じて振り向いた先にいたのが眼前の女だった。もっとも服装は今のようなものでなく、ジーンズに、ジャンパー、ニット帽などありふれた格好をしていたのだが。 「チンピラ、ゴロツキ、小悪党。どの時代でも似たような輩はいるもんだな。ええ、オイ」 呆れたような笑みを浮かべ、女が口を開いた。 鈴の音と共に女が近づく。 見た目はただの女でしかない。いつもの男であれば怒鳴り散らし凄んで見せるところであったが、散々に痛めつけられ、集団に追いたてられる恐怖を味わった彼に、もはやその気力は残っていなかった。 「な、なんだよお前。あの店の用心棒かよ」 「近からずとも遠からず、ってところか」 なけなしの勇気を振り絞り、男が尋ねると、笑みを浮かべたまま女が答えた。 男は必死に頭を回転させる。 この状況では真っ先に浮かんだ結末は集 団でのリンチ。とにかく惨めでも謝り倒しこの場を切り抜けなければならない。 女が眼前にまで迫る。 まずは謝罪を口にすべきだ、と男が口を開こうとしたその時、突然に男の腹部に衝撃が走った。 何事かと視線を下に向けると、腹部から一本の棒が伸びている。 いや、正確に言うのであれば先端に刃のついた棒状の武器、一般に手戟と呼ばれる類のものが、男の腹部に突き刺さっていたのであった。 「……え?」 男の理性が、自身の置かれた状況を理解する事を拒み、間の抜けた声をあげさせる。 だが、それは無駄な抵抗であった。 痛みが男に突きつけられた無慈悲な現実を教え込む為に体を駆け抜ける。 シャツが血によって赤く染まり、激痛と衝撃と恐怖から男が叫び声をあげようとするも、背後にいたガチョウの羽根をつけた男が手拭いを猿轡代わりにして男の絶叫を止めた。刺されたショックで逆流を起こした血液が口内から溢れて手拭いを染めていく。 何が起こった。何をされた。何故こんな目に。 パニックを起こした男が涙でぼやけた視界で刺した張本人である女を見る。 女は、既に笑みを浮かべておらず、回りの男達と同じ冷たい目で男を見ていた。 「恩にも報い、仇にも報いだ。恨むならあの店を標的に選んだテメエの運のなさを恨みな」 吐き捨てる様に言い放った女が、手戟を持った手を、ぐいっと半回転させながら深々と柄を押し込む。それが致命打となった。 一際盛大に血を吐き出しながら男の視界が暗くなっていく。薄れ行く意識の中、最後にチリン、と鈴の音が鳴るのを聞いた。 ◇ 「……で、アサシンはどこなんです、副長さん」 泰山と書かれた既に灯りの落ちた看板の中華料理屋からそう遠くない路地裏で白髪の男が赤い髪の女性に問い詰められていた。 腰に手をあて、訝しげな表情で睨む女性に対し、副長と呼ばれた白髪の壮年男性は少々申し訳なさそうな表情を浮かべている。 「あー、その、美鈴の姐さんの方から念話って奴で大将に聞いてみちゃあいかがですかね?」 「呼んでも返事がないから聞いてるんです! 仕事の途中でいなくなるから抜け出す訳にもいかないし、何か聞いているんですよね?」 美鈴(メイリン)と呼ばれた女性が不機嫌そうに半目で睨むと、気まずそうに副長は頭を掻きながら視線を美鈴から外す。 アサシンのマスター、紅美鈴。それが彼女の名前である。 幻想郷と呼ばれる異世界で吸血鬼の住ま館の門番をしていた彼女はどういう訳かこの聖杯戦争の参加者として呼び出されてしまったのだ。 一刻も早く館に帰りたい気持ちを抑えつつ、本格的な戦争が始まる前の働き口として中華料理屋で働いているのだが、その最中に客を装って入っていたアサシンが姿を消し、連絡が取れなくなってしまったのだった。 その代わりと言わんばかりに店にやってきた、アサシンが副長と呼んでいる男に対し仕事が終わった今こうして詰問をしているのが現在の状況である。 「あんまりウチの副長を苛めてやんねーでくれや美鈴。そいつにゃ俺が席を外すからって警戒の任務を命じただけだからよ」 不意に美鈴に声がかけられ、チリン、と鈴の音が鳴った。 声の元にいたのは、ジャケットにジーンズ姿でガチョウの羽が添えられたニット帽を被った女性。 少し前に、一人のゴロツキを殺害した女性がその場に立っていた。 「……アサシン」 「そんな怖い顔で睨むなって。おう、ご苦労だったな副長。もう持ち場に戻っていいぜ」 「へい、それじゃあ自分はここで。美鈴の姐さんも、失礼いたします」 不機嫌さを露にした視線を軽く流し、アサシンと呼ばれた女サーヴァントが命令すると、副長――彼女の宝具の1つ――はホッと胸を撫で下ろしながらアサシンと美鈴にそれぞれ一礼をして夜の闇へと溶け込んでいった。 「どこに行ってたんです?」 「野暮用だ。気にする程の事じゃねーよ」 非難がましいニュアンスのこもった美鈴の問いに軽薄な笑みを浮かながらアサシンが答える。 無論、その言葉だけで不問にする程、美鈴も人がいい訳はない。アサシンに対して疑惑の視線が向けられる。 「あのゴロツキみたいなお客さんに何かした訳じゃないですよね」 「勘がいいね美鈴は」 アサシンがいなくなってから抱えていた懸念を美鈴は口にすると、アサシンは笑みを浮かべて肯定の意を示す。 今日、仕事での配膳中に美鈴はゴロツキめいた風体の男にワザと姿勢を崩されそうになった。 バランス感覚が優れていた事もあり転倒や料理を溢す事はなく事なきを得たのだが、その時にアサシンが一瞬だけ不穏な気を放っていたのを覚えていたのだ。 アサシンの肯定に対し、美鈴は"やっぱりか"と言わんばかりに額に手をあてた。 「ま、これであのチンピラはもうこの店に来る事はないだろうさ、トラブルの種がなくなって何より何より」 「……殺したりなんかしてないですよね?」 「ん? 殺しちゃマズかったのか? あんなの生かしとく理由もねーだろ」 あっけらかんと殺人を行った事を告げるアサシン。 それに対して美鈴は「あああぁぁぁぁぁ……」と脱力の声を漏らしながら両手で顔を覆ってしまう。 「あれか、殺しがバレて疑われる心配ならねえぞ。今ごろ奴さんは野郎共に運ばれて冬木の海に石と一緒に沈んでる頃合いだろうしな、少なくとも死体は見つからんだろ」 「さらっと恐ろしいこと言わないでください!」 HAHAHA、とあっけらかんとした態度を見せるアサシンに対し、美鈴は目眩を覚える。 気にくわない相手であれば躊躇うことなく殺害するアサシンの苛烈にすぎる気性は彼女と同郷の出身である美鈴も知識としては知っていたのだが、まさかこうも簡単に人一人を殺してのけるなどとは、美鈴の予想の範疇外であった。 「他のマスターやサーヴァントが探索しているかもしれないのに軽率な真似は控えてくださいよ。いくら隠密性に優れたアサシンのクラスだからって、何が切欠で捕捉されるかわかったもんじゃないんですよ?」 「あー、確かに俺は暗殺が本業って訳じゃなかったしなあ。わりーわりー、次はそこら辺ももう少し気を付けとくさ」 「ひ・か・え・て・く・だ・さ・い! なんで次もやる前提なんですか!?」 スキルによる微量の精神汚染のせいか話が通じるようで通じない。 断片的に話が通じる事は、完全に話が通じない事よりもある意味では質の悪いことなのだと美鈴は改めて認識し、頭痛を覚える。 「今、呂蒙将軍の気持ちがよくわかりましたよ私は……」 「う、子明の話は出すなよ。あいつにゃ色々と迷惑かけたと思ってんだからさ」 呂蒙という男の名を出され、アサシンがバツの悪そうに視線を逸らす。 傍若無人に見えるアサシンの数少ない泣き所の1つであろう事は見てとれた。 「こちらとしてはこんな事で貴重な令呪を消費したくないですし、せめて本格的に戦争が始まるまでは大人しくしていてください。お願いですから」 「へいへい、しょうがねえなぁ」 令呪の使用も美鈴が検討していると知ってか、アサシンは不承不承頷く。 反省する素振りの見えないアサシンに対しどこまで信用したものかという思いがが美鈴の胸中を駆け巡り、精神的な疲労がずっしりと体にのしかかる。 (鈴の甘寧、性別は違ったのに性格は本に書いてあったのと一緒なんだもんなぁ) 昔に読んだ三國志に記載されていたアサシンの活躍や凶行、振る舞いを思い出し美鈴は項垂れる。 将としては知勇に優れ大胆不敵、一方で殺人を好む性や主君の縁者にすら噛みつく好戦的な気性を併せ持つ彼女は決して扱いやすい人物ではない。 その英雄性が本の通りであったことが美鈴の幸運であったならば、問題のある人格もまた本の通りであったことは美鈴の不幸だったであろう。 ざっくばらんとした性格は嫌いではない。嫌いではないが、この周囲の人間を振り回しに振り回すこの行動力と勝手気ままで血気盛んな性格はどうにかならないものかと、大きくため息を吐く。 せめてここから先はこんな事が起こらないようにと祈りながら、美鈴はアサシンを伴って帰路につく。 チリン、チリン、とアサシンと美鈴、それぞれがつけている鈴が冷たい夜の風に揺られて涼やかな音を立てた。 【クラス】 アサシン 【真名】 甘寧 興覇 【出典】 史実(後漢末期、中国)、 三国志演義 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具D 【クラススキル】 気配遮断 C- サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。が、身に着けている鈴の音は聞こえる。 【保有スキル】 勇猛 B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 仕切り直し C 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 単独行動 D マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。 精神汚染 D 殺人嗜好を持ち、話が通じるようで通じない。人格面がキ○ガイに片足くらい突っ込んでいるのは呉ではよくある事。 他者との意思疏通ができないほど致命的ではない反面、精神干渉系魔術への耐性も微々たるものとなっている。 【宝具】 『濡須口決死隊(白羽、夜陰に舞う)』 ランク D 種別 対軍宝具 レンジ 1~1000(召喚した決死隊の最大行動範囲) 最大補足 100 アサシンの現界と同時に濡須口の戦いにて彼女と共に夜襲をかけた100人の決死隊を召喚し、独自に行動させることができる。 100人の決死隊は単独行動 D、気配遮断 Dを持ち、装着したガチョウの羽を模した通信機型中華ガジェットにより即時の連携とアサシンや他の決死隊との情報共有が可能。 決死隊は名を残す程の英雄ではなく、全てのステータスもEランク、殺害された場合は消滅し聖杯戦争中の再召喚は出来なくなるが、相手の陣地へ襲撃を行っている場合に限り"濡須口を襲撃した甘寧と決死隊は犠牲者を出さずに帰還した"という逸話から、致命傷を受けて消滅したとしても撤退扱いとなり襲撃終了後に再召喚される。 アサシンが死亡、あるいは消滅した場合は連鎖して決死隊も消滅する。 【Wepon】 手戟×2 【人物背景】 三国時代の武将。 若い頃はならず者を寄せ集めてヤクザ紛いの自警団を結成していた。 当初は劉表、そしてその配下である黄祖に仕えていたが冷遇を受け耐えかねた結果、敵対勢力である孫権軍へと逃亡。『天下二分の計』を提唱するなどして、孫権から気に入られる。 その後は各所で武勇と知略を大いに奮い関羽や張遼といった豪傑を相手取って活躍を見せ、その中でも宝具に昇華された濡須口での襲撃戦での大勝は主君である孫権に「曹操には張遼がいるが、私には甘寧がいる。これは釣り合いがとれていることだ」と称賛を浴びるまでに至った。 その後の記述はなく、病死したとも、夷陵の戦いにおいて命を落としたとも言われている。 ……というのが表の話であり、その正体は女性である。 どれだけ活躍をしても劉表軍での評価が芳しくなかったのは儒教文化が根強く、女性の立身出世自体が好まれなかった事に他ならない。 性別に関わらず厚遇してくれた孫権には忠誠を誓っており、晩年の迷走には深く心を痛めている。 性別を理由に自身を貶す相手にはいっさいの容赦がなく、例え上司からキツく殺さないように言い咎められても構わず殺す程度には冷酷。 【特徴】 日焼けした小麦色の肌とハネの目立つ黒髪のショートカット、額には赤いバンダナを巻き、中華ガジェットでもあるガチョウの羽をアクセサリとして身に付けている。 中肉中背の引き締まった体つき。普段は白地のシャツにジャンパー、ジーンズを着用。腰元には鈴をつけている 戦闘の際は下半身は足首まで覆うズボンを腰帯で止め、上半身は手甲と胸元が大きく開いた上着を羽織り、胸部はサラシで押さえている。巨乳。 【サーヴァントとしての願い】 特に考えていないが殿(孫権)に献上すれば喜んでくれるかな? 【マスター】 紅美鈴@東方project 【能力・技能】 気を使う程度の能力 気配りが上手いという意味ではなくオーラ、気と呼ばれるエネルギーを使う能力。 美鈴はこれを主に弾幕として体外に放出して使用したり、太極拳・八極拳などを取り入れた肉弾戦に併せて用いる 【人物背景】 吸血鬼の当主が住む紅魔館という建物の門番にして正体不明の中国妖怪。 性格は穏和で人当たりが良いものの暢気な一面もあり門番として優秀かと問われると疑問が出る場面も見受けられる。 自ら能動的に人を襲うことは滅多になく紅魔館のイメージアップにも貢献しているとか。 【マスターとしての願い】 聖杯に興味なし、紅魔館に帰る手段が勝ち残るしかないなら戦う。